大雪山 黒岳〜旭岳   

期日 2006/7/4〜6  

メンバー 永田、藤ケ森、大屋(記録)  

行動記録 7/4 13:00羽田空港→14:40旭川空港→17:35層雲峡 マウントビューホテル泊   

7/5 5:30ホテル発→6:00黒岳ロープウェイ(7分)→ペアリフト(15分) →6:35七合目→8:00黒岳山頂 8:25発→8:55黒岳石室 →10:40御鉢平展望台→11:20北鎮岳→11:35中岳 →11:55中岳分岐→12:25間宮岳→13:00キャンプ場 →13:45旭岳→15:20姿見の池→17:30旭岳ロープウェイ→18:00泊  

7/6 9:15宿発→10:30旭川駅→13:15旭川空港→15:15羽田空港  

  4日 9時に藤ケ森さん宅を出発し、夕方層雲峡温泉に着いた。  

  5日、 一番のロープウェイ、ペアリフトで7合目まで登る。 リフトの下にはコマクサ、ウコンウツギ、クロユリ等が咲いていた。 入山届けを出して、雪解けでぬかるんだ道を歩き出す。急登でかなりきつかったが、山頂からのながめはすばらしかった。  

  宿で作っていただいたおにぎりを食べて山頂を後にする。 コマクサも小さな株は咲き始めていた。イワウメ、ミネズオウ、エゾツガザクラ、エゾコザクラ、チングルマ、キバナシャクナゲ、イソツツジ、メアカンキンバイ、ショウジョウバカマ、チシマキンバイ等などの群落に歓声を上げ写真を撮りまくる。特に珍しい花はまだかもしれないが、さすが大雪山のお花畑はみごとである。特にキバナシャクナゲ、イワウメの群落はすばらしかった。石室のバイオトイレはペタルこぎがあり、前20回後ろ10回で終了。冷たい水もおいしかった。  

  お鉢平展望台からはカルデラ状の大きな火口が見える。 雪渓を越えて北鎮肩の分岐にザックを置き北鎮岳を往復する。 写真を撮っていると時間を食ってしまうので、しばらくはまじめに歩く。 左に火口を見ながら平らな道を進む。双六によく似た感じで一面のお花畑である。目の前に旭岳が迫ってくる。  

  キャンプ場から大雪渓が広がっていたがアイゼンは使わないで通過することができた。急なザレ場を登りきると旭岳の山頂に着いた。  

  さすが!北海道の主峰だけあって外国人の登山者も多い。 赤茶けた岩や火山礫は花もなく富士山そっくりだ。天気も良かったので大雪山の山々をしばらく眺めて下山する。宿には夕食までに着けばよいので、時間いっぱい使って姿見の池から遊歩道のお花畑を楽しんだ. 噴煙を上げた旭岳が池に写ってシャッターポイントがいっぱいある。 登山しなくてもここだけでかなりの高山植物が見られる。ロープウェイで下り白樺荘に着いてすぐに夕食となった。 フキの煮物がおいしくておかわりをしてしまった。  

  6日 道端には大きなフキが生い茂っていて散歩をしながらお土産に少し頂いた。ネマガリタケもいっぱいあり、これもお土産にする。 帰りはバスで空港に行きお土産を買って、昼は旭川ラーメンを食べた。  

  日帰り登山だったけれど天気も良く雄大な大雪山とお花に感動した山行でした。