三つ峠山 宝登山道    

期日  2009年2月15日    

メンバー:工藤誠志、工藤紀代、小林久二彦、曲渕、樺澤、四條、西方、望月、薮崎、他1名    

記録: 曲渕   
コースタイム   
 8:44宝登山口→11:25山頂→11:37四季楽園→11:50屏風岩下→岩登り練習班と下山班の二手に分かれる    

感想   
 四十八滝沢のアイスクライミングの練習と宝登山道よりの三つ峠山への登頂、二つの目的で現地に着くが、非常に暖かい。登山口で標高が低いとはいえ氷はどこにも見当たらない。以前、吉本さんと来た時には、登山口より氷があった記憶もあり、とてもアイスクライミングはできないと判断し、宝登山道を皆で登ることとなった。登山道は沢の右岸より山側に伸びており、川の近くをつかず離れずで行くコースである。いつも三坂側からは林道を登っていくが、今回は完全な登山道で、どのようなところか楽しみだ。時折下方の沢の様子を確認すると徐々に氷が川に出てきた。    

標高1200メートル付近の大滝は何とか凍っており、1パーティとりついていた。アイスのギアは車に置いてきてしまっており、早まったと後悔するが時すでに遅しである。 山頂までは標高差も意外とあり、3時間弱かかった。アイスクライミングをやるはずだった組(会長、曲渕、薮崎、他1名)は冬季クライミングの練習をすることとなり、屏風岩一般ルート下で下山組と二手に分かれる。    

怠けて冬靴、アイゼンを持ってこなかった曲渕がトップで、セカンドに会長がユマーリング、ロープ末端に、薮崎、他1名という変則方式で登り始めた。ルートは一般ルート〜サンドイッチ経由。久々のアイゼンクライミングで、薮崎、他1名は苦労していたが、何とかいいペースで天狗の踊り場にたどりつき、宝登山道を急ぎ下った。 下山班はすでに下り、登山口そばの温泉で合流し今回の登山を終えた。    

今回はアイスクライミングを主目的として行ったわけだが、氷状態を過小評価し、ギアを上げなかったのが悔やまれた。迷った時は持っていくべしです。