立山三山縦走       

1.日時:平成23年5月25・26日         工藤・工藤(晴れ)   

2.コースタイム:   

25日 室堂発12:05 →雷鳥沢キャンプ場14:12  26日 雷鳥沢キャンプ場発6:10 →御前小屋着6:37 →別山着7:27  →富士ノ折立8:15 →大汝山着9:39 →雄山10:05 →一の越10:57 →室堂11:35−:45   

3.概況:25日   
  ゆっくり富士を出て、扇沢に着く。予定より早くバスに乗って黒四、そして室堂に着く。途中見上げた立山稜線には、2mはあるかと思われる雪庇が残っており緊張感が出てきた。   

  室堂ホテルのレストランで昼食をとってから歩き出す。途中、富山県警の「ピッケルを持ったおまわりさん」の訓練の一団とすれ違う。所々、にスノーボーダーが滑る姿を見ながら雷鳥沢キャンプ場に着く。テントは1張、水場とトイレの小屋は電灯もついている。快適、快適。   

 26日   
 早朝、雪が締まった内に目の前の雪面を順調に高度を稼ぐ。あっさりと御前小屋に着く。剣岳が目の前に展開。剣沢から、若い男女を含む一団が登ってきた。聞くと、大学山岳部の指導者研修会(旧文登研)の一団である。まだまだ、若い山岳家がいるのに何かホッとする。   

 御前小屋から平坦な稜線を進むと、雷鳥が岩の上にチョコッと立ってあっちこっちにいる。もう、かなり黒やこげ茶色の羽に生え変わっている。意外と時間がかかって雄山を通過。岩が構える富士ノ折立に着き休む。今日も晴天。剣、大日岳、後立山連峰の展望を堪能する。   

 ここから、稜線左手は、雪で雪壁が黒部側に落ちている。稜上と思って雪面を歩いていると、雪に亀裂が走っているところがあり、緊張して進む。急なせて面を登ると、 雄山の頂点にある祠に出た。ここで記念写真を撮り、雪に埋まった鳥居脇から展望盤のある広場に着く。   

  急な雪と岩の尾根を下り、一の越に着く。ここにも、雷鳥が数羽岩の上に立って動かず迎えてくれた。さらに、山スキーヤーやボルダーが登ってくる雪面を室堂に向かって下っていった。